30年ほど前。僕はテレビで観戦していたがジミー・コナーズ選手(アメリカ)のそのスピードボールはすさまじいものだった。
彼は肩の高さのボールを得意としたが、ボールははじき返されるのではなく、肩からラケットで投げ降ろされた。
ボールはガットの上をころがり、インパクトは点ではなく線になった。
僕は、左後腕前部と右前腕後部にリストバンドを着けると一番安定したボールを打てる。
テニスの、ボールの打ち方がわかった。
ヘッドバンドを着け、右肘にリストバンド、左手首にリストバンドを着けて打つ。
フォアハンドはインパクト時、左手首を腹に巻き付けるように当てる。
バックハンドはインパクト時、左手首をまっすぐ下げる、もしくは高いボールを打つなら、
左手首を上げる。これらを意識するために左手首にリストバンドを着けるのである。
ボールは打つものではなく弾く(はじく)ものである。
フォアハンドはシングルグリップでテイクバック、ダブルグリップでフォロースルーする。
バックハンドはダブルグリップでテイクバック、シングルグリップでフォロースルーする。
これを実現するためには常に左手を直角に曲げていれば良い。
テニスのコツ:左腕を常に90度に曲げていること
最も簡単で具体的な打ち方を示そう。
フォアハンドは打つ時、左腕を腹に巻きつける。バックハンドは打つ時、左腕を背中に巻きつける。
新しいテニスフォーム理論ができた。
①フォアハンドは左肘を曲げながら打つ。
②バックハンドは左手を上げながら打つ
これはテニスの原理とも言うべきものだ。
この原理はボレーを打つ時、特に有効だ。
[テニス―ベルト打法]
ベルトを腰に巻いて打つ。ラケットは腰から出て、腰に帰る。インパクトのためにだけ腕を伸ばす。
強烈なボールを打てる。