筆者後考 S&S
この四平方の定理は筆者が発見したものである、と言いたいが後に発見者が筆者だけでなく
大勢いるということを知った。
筆者がこれを発見したのはまだ母が生きている頃だった。具体的な証明は無かったが、
すぐ雑誌「数学工房」宛てに論文として送った。返事は4次元空間など多次元でも
成り立つことが知られている、よって筆者がどういういきさつで発見したかを知らせて
欲しい、その雑誌に載せたいと思います、とのこと。
筆者はこの発見はあくまで直観によるものでいきさつなど無かったので、適当なことを
書いて返事をした。駄文だったためか、雑誌に載ることは無かった。
何年かして雑誌「数学文化」の編集部に四平方の定理の詳しい証明をつけて送ったところ、
独創的に見つけられたのだと思いますがどこかで見たことがあります、と電話がかかってきた。
そしてインターネット時代となって、四平方の定理で検索すると、多数出てき、自分だけが
発見者ではないことを悟った次第である。
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