テニスでは固定点を意識すべき

13 Oct.2020

S&S

1.固定点

テニスのフォーム。腕や上半身をどう動かすとか、どう体重移動するとかより、 どこを空間に固定して動かさないかを意識すべきだ。
ボールは瞬時に飛んでくる。どう動かすかなんて考えているひまは無い。
からだのどの部位を空間に固定するか、それなら瞬間に意識できる。

2.アクセサリー

ヘッドバンド、リストバンド、膝サポータなどなど、テニスにはいろいろなアクセサリーがある。
これは汗止めとか飾りとかいう以上に意味を持つ。
すなわち空間に固定するからだの部位にアクセサリーを着けて打つ。

3.ヘッドバンド

ヘッドバンドは無条件に着けるべきだ。
トッププレイヤーで着けていない人がいるのは、彼らは頭が固定点であるということを直感的に知っているからだ。
しろうとの僕などはヘッドバンドを着けることで頭を空間に固定すべきであることを知るのだ。

4.ジミー・コナーズ

コナーズは頭が固定点であると同時に両膝もしくは利き足の膝が固定点だから、 ヘッドバンドと両膝もしくは利き足の膝に膝サポータを着けて打つと彼のフォームになる。

5.ジョン・マッケンロー

マッケンローの固定点は頭と左右上腕だ。だから、頭にヘッドバンド、両上腕にリストバンドを着けて打つと 彼のフォームになる。

6.ステファン・エドバーグ

エドバーグの固定点は頭と左手首と左足首だ。だから、頭にヘッドバンド、左手首と左足首にリストバンドを着けて打つと 彼のフォームになる。

7.ボリス・ベッカー

ベッカーの固定点は頭と左手首と右足首だ。だから、頭にヘッドバンド、左手首と右足首にリストバンドを着けて打つと 彼のフォームになる。

8.ロジャー・フェデラー

フェデラーの固定点は頭と右上腕だ。だから、頭にヘッドバンド、右上腕にリストバンドを着けて打つと 彼のフォームになる。

9.固定点の数

人間が瞬時に意識できる固定点の数は能力的に2つか3つであろう。


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