肘は伸ばす?曲げる?
ラケットを持つ方の腕の肘は、伸ばして打つのがいいか、曲げて打つのがいいかとは、 よく言われることだが、どちらも間違いだ。
フォアハンド
フォアハンドは、テイクバックで肘を伸ばし、肘を曲げていく過程でインパクトし、 フォロースルーでは結果肘は曲がっている。
バックハンド
バックハンドは、テイクバックで肘を曲げ、肘を伸ばしていく過程でインパクトし、 フォロースルーでは結果肘は伸ばしている。
実践
具体的な実践法は、バックハンドでは、わずかにスライスをかけながら押していくと良い。
バックハンドでスライスをかけるためには、曲げた肘を伸ばす時ボールを叩くことになる。
フォアハンドでは逆に、わずかにトップスピンをかけながらボールを押していくと良い。
フォアハンドでトップスピンをかけるためには、伸ばした肘を曲げる時ボールを叩くことになる。
ステファン・エドバーグ選手は、バックハンドは肘を伸ばしてフォロースルー、
フォアハンドは肘を伸ばしてテイクバックしている。
ジョン・マッケンロー選手は、バックハンド・フォアハンドともインパクト時だけ肘を伸ばして、その他は肘を曲げている。
結論
結論、テニスは肘の屈伸でボールを打つ。