非可換ゲージ場(ヤン=ミルズ場)

 ディラック方程式の電磁場中のラグランジアン密度は、

nona1.PNG

は、ゲージ変換

nona2.PNG

で不変である。
 ヤン=ミルズ場中のラグランジアン密度は、

nona3.PNG

 Wμはゲージ変換

nona4.PNG

で不変である。
 電磁場のゲージ変換は

nona5.PNG

と書ける。
 連続してゲージ変換を行うと、

nona6.PNG

 つまりAμはゲージ変換TとUの順序によらない。
 ψも、

nona7.PNG

となり順序によらない。
 ヤン=ミルズ場のゲージ変換は、

nona8.PNG

と書ける。
 連続してゲージ変換を行うと、

nona9.PNG

であり、

nona10.PNG

である。
 これは一般にA、Bが行列の時

nona11.PNG

であることによる。

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