テニスのトッププロは決まってボールを打った時、「カーン」といういい打球音を出します。
かっこいいですよね。かっこうだけでなく、いい音がインパクト時に出るということは、 しっかりミートしているということなのです。ラケットを相手の打球ではじかれるということもないのです。
さて、どうすればいい打球音が出るか。秘密をお教えします。
まず、アームカバーを用意して下さい。洋服店に行けば、作業着などのコーナーにあります。
色は何色でもかまいません。
1対(2本)あるかもしれませんが、1本で大丈夫です。1本だけ使います。
それでは、そのアームカバーを左前腕に着けて下さい。左前腕が全部おおわれるように着けます。 肘より肩よりの部分(上腕)には、かからないようにして下さい。前腕のみに着けます。 長ければ少し折って使って下さい。
今、左前腕はアームカバーで全て包まれています。右手にはリストバンドもアームカバーも着けないで、 ラケットだけ持って下さい。この状態でボールを打ってみて下さい。
どうです?いい打球音は出ましたか?出るはずです。
出なかった人、ゴメンなさい。僕はこうすれば出るのですが…
良い音が出る鍵はどうやらラケットを持たない左手が担っているようです。
どうしてアームカバーを着ければいい打球音が出るかは謎ですが、
おそらく左前腕をボールを打つ時おもりのように使え、ということでしょうか。
いい打球音が出るようになったら、さらに進化させて下さい。研究するのです。 フォームをかためてはなりません。テニスは練習や慣れではなく発見です。
この稿があなたのテニスライフの一助になれば僕にとって大きな幸せです。
追記 (March2021)
左前腕を包むアームカバーは野球などで使うロングリストバンドでも全然いいです。
また、僕はこの方法で十数カ月後にはいい打球音を出せなくなりました。反省。
しかし左前腕にアームカバー(リストバンド)プラス腰にベルトを巻いて打つと、
再び、いい打球音を出せるようになりました。
ベルトはいい打球音の基本だと考えています。
いい打ち方を見つけました。
左前腕をロングリストバンド(アームカバー)で覆い、両足首にリストバンドを着けて打つのです。
ベルトは任意です。
左前腕にロングリストバンド(アームカバー)+首にスポーツネックレス、もしくは、
左前腕にロングリストバンド(アームカバー)+頭に帽子(ヘッドバンド)。
これで必勝。
この稿では左腕に着けるアームカバーは上腕にかからぬように折り曲げる、と述べた。
しかし最近上腕にかかった方が良いのではないか、と思うようになった。
左肘を完全に覆うわけだ。
なぜなら、フォアハンドでは左肘を曲げながら打ち、バックハンドは左肘を伸ばしながら打つものであるからだ。
左肘を意識するのだ。
(アームカバーではなく左肘サポーターでも良いくらいだ。)
最近になってわかったことですが、左肘サポーター(アームカバー)だけよりも
両肘にサポーター(アームカバー)を着けて打つといい打球音が出ます。
これは左肘だけでなく、右肘の曲げ伸ばしも必要だということです。
ところで思い出しましたが、以前動画でウインブルドンで杉田祐一さんが
左右の腕に肘も覆う白いアームカバーを着けて試合をしているのを観ました。
着けていた理由を知りたいです。